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2006年11月 7日 (火)

読書「邪魅の雫」

「邪魅の雫」
おもしろかった! 百鬼関連の短編はともかく、陰摩羅鬼がイマイチだったので、さみしかったけれど、この話はおもしろかった! 憑き物落とし、その憑き物は、普遍化されうる憑き物と、そうでない憑き物がある。そうでないと、なんだこりゃ~に………………………別窓で開く

邪魅の雫 (講談社ノベルス)
京極 夏彦著 税込価格 : \1,680 (本体 : \1,600)
出版 : 講談社
サイズ : 新書 / 817p ISBN : 4-06-182438-4 発行年月 : 2006.9

内容説明
「ひとごろしは報いを受けねばならない…」 昭和28年夏。江戸川、大磯、平
塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と発見された。警察も手を拱く中、つ
いにあの男-私立探偵、榎木津礼二郎が登場する!
オンライン書店ビーケーワン:邪魅の雫

題名:ジャミノシズク 作者:キョウゴクナツヒコ ジャンル:ミステリー メディア:新書 


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コメント

うん。中禅寺さんはともかく、あの関口さんに奥さんがいるのは謎ですな。今回特に思いましたね。いや、ああいうひとにも奥さんを紹介するひとがいた、古き良き時代の話です。今の、そんなに悪くもなくちょっと人付き合いが下手な男性(「OL進化論」の田中さんみたいな)はあれを読んでちょっと哀しくなるんじゃないのかなあ。
榎木津探偵はやっぱ彼女が好きだったのかなあ。今回の幕引きは胸が痛かったです。しかし、彼に似合いの嫁はどんな強烈なおぜうさまでありましょうか。

投稿: まいね | 2006年11月 7日 (火) 20時59分

>あの関口さんに奥さんがいるのは謎ですな。
おや、全国の関口ファン(当然私もその一人)を敵に回しましたね!タツさんのような魅力的な殿方に奥さんがいることにはなんの不思議もありませんことよ。
あのぐずぐずと自分に沈んでいくところがたまりませんわ。あの方と一緒なら、貧乏のどんぞこでも生きていけるのよきっと。
で、奥さんをもつことが可能であるか否かではなく、物語の中で奥さんのいる必然性は何だろうとちょっと考えたんですよ。物語の中で、男性に奥さんがいれば、恋愛感情はおきにくい(もちろんあくまでおきにくい、ですが)、心がぶれにくい、人間関係が動きにくいのかなあ、と。中善寺のように憑きもの落としをする人間は、自分がゆさぶられちゃいかんのじゃないかしら。だから恋愛しちゃいかんのよ。そして関口は、常に揺れている人間なので、何を基準にして揺れているのか、その基準がないと揺れていることがよくわからない。ので、恋愛感情という一点では揺れないでおく。
ということで、重しかな、と。

で、榎木津探偵のお嫁様ですか……ちょっと見当が付きません……

投稿: とむ影 | 2006年11月 8日 (水) 16時42分

 すいません、摩擦を恐れずもう一度言おう。
 関口ファンっているんですか。
 みんな榎木津や中善寺(すいませんまた漢字まちがえてましたね)のファンなのだろうとてっきり。ソレもまたなんだよなと自分では思ってました。
 わたしはキバシュウなので今回出番が少なくてちょっと残念。
 自分とこで言おうと思ってたんだけど、初期の、ミステリの何箇条ってのに、「犯人は理性的で、あるひとつの目的にしたがって犯罪を完遂してなくてはいけない」みたいなの、ありませんでしたかね? 読み終わったときに論理がきれいにまとまって、読者がスッキリ、となるための足かせだと思ったんですが、どうも、京極堂のシリーズは……犯人がある種ぬけてるというかおぼろなんじゃないかなと。常識の枠外というか。ホラ、オンモラキのあのひととか。今回のいろいろ事件に関わって糸をもつれさせてくれる男性たち、みんなおぼろで、しっかりせい! とどやしつけたくなるひとたちで……コウナッチャッタと。確かに世の中には理路整然言語明瞭なひとばかりじゃないんですが……なんか雰囲気がイヤだよう。そんな雰囲気の代表がわたしにとっては関口氏なんですな。ううむ、あれが良いというひともいるのか、反省。

投稿: まいね | 2006年11月 9日 (木) 14時57分

ごめんなさい、中禅寺ですぅ~(;O;)

で、関口巽ですが、他にどんな人が彼のファンなのかわかりません(:_;)いいの、私1人でも。私には関口がバンコラン、京極堂がパタリロに見える瞬間すらあるので。

ええと、小説の中では、皆に愛されておりますから、おそらく作者の京極夏彦は関口巽のファンであろうと思います……

投稿: とむ影 | 2006年11月 9日 (木) 18時03分

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