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2008年10月27日 (月)

読書「のぼうの城」

「のぼうの城」

城主の従弟ののぼう様は、「デクノボウ」の「のぼう」様。不器用で百姓にも馬鹿にされる始末。
しかし彼が城代となって守る城は何十倍もの寄せ手がかかっても落ちなかった……

秀吉が小田原を攻めた際に、石田三成が攻めあぐねて結局水攻めに失敗したという、忍城攻防戦。有名な故事なんだと思いますが、ごめんなさい知りませんでした。
話への入り込ませ方が上手いです。みんなが知ってる秀吉。たいていの人が知ってる石田三成。知らない人の方が多いでしょう主人公成田長親、のぼう様。でも秀吉→三成からのラインで、のぼう様の立ち位置がはっきりして、農民との掛け合いで、のぼう様に読者が親近感をもつようになります。

そういうことは思いますが、別に計算が見えるというわけではなく、おもしろかったです。力も知恵も金も無いけれど、人望があるってどういう人間でしょう?

読みたいけど買おうかどうしようかなあと思ってたら、父が買って、回してくれました。私の次は妹へ回っていきました。

のぼうの城
和田 竜著
税込価格: ¥1,575 (本体 : ¥1,500)
出版 : 小学館
サイズ : 20cm / 333p
ISBN : 978-4-09-386196-0
発行年月 : 2007.12

内容説明
時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。城主・成田長親は領民から「のぼう様」と呼ばれ泰然としている男だった…。智も仁も勇もないが人間臭い魅力で衆人を惹きつける英傑像を描く。


著者紹介
〈和田竜〉1969年大阪府生まれ。早稲田大学経済学部卒。「忍ぶの城」で脚本界の大きな新人賞である「第29回城戸賞」を受賞。


題名:ノボウノシロ 作者:ワダリュウ ジャンル:歴史小説 メディア:単行本 

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コメント

>力も知恵も金も無いけれど、人望があるってどういう人間
司馬遼太郎の『項羽と劉邦』の劉邦はそのような人間に描かれてました。
この人のために何かして上げたい、役に立ちたいという思う人間が多く集まる人、のようです。項羽は智将だが、どうもドライな人みたい。飽くまで司馬遼人物観なのでしょうが。読んでないからのぼう様がそうなのかどうかわからんけど。小説家にはまたとない題材なのでしょうね。

おそらく司馬遼を読んで描いたと思われる本宮ひろしの劉邦伝。これは『男一匹ガキ大将』の主人公にしか見えなかったですが。彼はただお得意の群衆シーンを描きたかっただけでしょう。

私も誰か買ってくれれば読みたい、のぼう様、( ̄▽ ̄;)

投稿: アマサイ@科学の星 | 2008年10月28日 (火) 13時52分

 今度スピリッツかどこかで漫画になるんじゃなかった? やや不安という意見をネットで拾いましたが。

投稿: まいね | 2008年10月29日 (水) 02時55分

表紙イラストは「オノ・ナツメ」でしたが、まさか彼女が漫画化する訳じゃあないでしょう?(あまりにテイストが違うような気が)と思って調べたら、「美味しんぼ」の花咲アキラが作画ですって???
これは不安に思う人がいるのも肯ける……

投稿: とむ影 | 2008年10月29日 (水) 12時49分

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