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2008年11月21日 (金)

展覧会「堀田善衞展 スタジオジブリが描く乱世。」

11月の15-16東京で講習会があったので、寸暇を惜しんであちこち見てきました。「堀田善衞展 スタジオジブリが描く乱世。」神奈川近代文学館は、横浜の「港の見える丘公園」の奥にあります。

前半は堀田善衞の展示、後半は堀田善衞の作品をジブリがアニメ化しようとしたら?というイメージの展示。堀田善衞はスペイン関係のエッセイぐらいしか読んでいなかったので、今度ちゃんと小説を読んでみようと思います。とりあえず
「時代の風音 」(朝日文芸文庫)
作者: 堀田善衛, 宮崎駿, 司馬遼太郎
出版社/朝日新聞社
を売っていたので買ってきました。これは単行本の時は表紙が宮崎駿で、そのイラストが今回の展覧会のポスターにも使われています。展覧会のチラシを折って、この文庫のカバーにしました。まだ読みかけですが、おもしろいです。
ジブリのイメージ展示ですが、ヨーロッパの中世を舞台にした作品は、まとまっていて、うまく作ればおもしろいだろうに、でもまとまりすぎて、驚きがなくなっちゃわないかな?日本の中世を舞台にした作品の方は、藤原定家や鴨長明の欲が描かれていなくて、そこが描かれたらきっとおもしろいのに、と思いました。

以前仙台で吉川英治とバガボンドの展覧会を見たことがありますが、今回は堀田善衞とジブリという、さらにファン層に接点がなさそうな組み合わせです。ジブリに惹かれて展覧会を見に来て、堀田善衞に興味を持ってくれたら、それはそれでいいのかもしれませんが、ちょっと心配。
実は文学館を出た後で、公園で、親子(父親は30代なかば、男の子は5、6歳ってところでしょうか)が、ジブリの展覧会はどこでしょうか、と大佛次郎記念館(文学館のすぐ近くにあります。ネコがキュート!)で訊いているのを見たんです。ジブリと冠されているけれど、ぽにょぽにょ歌ってる子供にはおもいっきし向かないと思うので……お父さん、大丈夫でしたか???

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