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2013年3月12日 (火)

読書「閉経記」


一世を風靡した「良いおっぱい悪いおっぱい」。(伊藤比呂美著)は自分が子供を産んだころに友達から勧められて読んだのでした。それぞれの年代にバイブルとなるような育児書(育児エッセイ)があるものです。伊藤比呂美さんは私より少し年上なので、本になった時、ちょうど私自身の出産・育児とかぶっていました。実際の自分の歳だと「赤ちゃんが来た」の方が年が近くって、私の母なんかは新聞連載中に引き比べて読んでいたようですが、私には伊藤比呂美さんの方が響く感じでした。ちょっと違うな、のところもありましたけれど、のめり込んで読みました。
その後彼女が離婚し、外国人の男性と子供をもうけ、アメリカに住み、あれこれしていたのは知ってはいましたが、特にエッセイを読もうという気持ちにもなれず……で、10数年ぶりに手に取ったエッセイ、「閉経記」。初めの1つ2つこそ入り込めなかったものの、読むほどに引き込まれて。
更年期を生きる。ズンバを踊る。父を看取る。
彼女は母であるが故に娘であるが故に女であるが故に、自分がそうであることや、それを押しつけるすべてのものに対して戦ってきたわけです。彼女に比べて全然劇的じゃない人生を送ってきた私にも、そういう気持ちはあります。
だから、なんでしょう、こういったらおかしいかもしれないけれど、迷惑かもしれないけれど、一面識もないんだけれど、多分、ずっと、伊藤比呂美さんのことを、同志・戦友・先輩!とひそかに思っていましたよ……

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